ほとんどの人は、野菜や果物などの食べ物、水やジュースなどの飲み物、あるいは生活用品といったものには安さを求めています。
やはり、同じものを買うならば、少しでも安い方がいいですよね。
しかし、衣類やバッグ、時計、アクセサリーなどはどうでしょうか?
「たとえ高くても良い商品なら買うという人」や、「安くてそれなりに良い商品を買うという人」、あるいは「高級品しか買わないという人」。
なぜか、このジャンルの商品を買う時は、人によって価値観が異なってくるようです。
それもそうですよね。
みんな、考え方や性格が違うわけですから。
このことから、このジャンルの商品を購入する様子やすでに身に付けているものを観察することで、その人の考え方や性格が分かってしまうのです。
特に、「高級品を1点ないし2点だけ身に着けている人」というのは、とても分かりやすいものです。
逆に言えば、あなたもこれを知らないと他人から見破られてしまう可能性があります。
ということで、今回は、この「高級品を1点ないし2点だけ身に付けている人」の心理について解説していきたいと思います。
・「高級品を1点ないし2点だけ身に着けている人」は、ただ自慢したいだけかもしれない
ルイ・ヴィトンやシャネルなどのバッグ、ロレックスやオメガなどの時計。
高級品と呼ばれるものは、他にも種類はたくさんあります。
しかし、私たちはそう簡単にこれらの高級品を手に入れることができません。
そもそも、これらに興味がなかったり、「買うんだったら、他のものを買う。」という人もいるでしょう。
そう、普通ならば持っていないという人の方が多いのです。
ところが、これらの高級品を1点ないし2点持っている人もいます。
こういう人は、次にどういう行動を起こすか、ちょっと考えてみてください。
たぶん、周りに持っている人がいないことをいいことに、自慢しまくるでしょうね。
確かに、「買うことができて凄い。」とか「羨ましい。」と少しは思うかもしれませんが、それよりもこの人に嫌悪感を抱きますよね。
「なんかムカつく。」とか「だから何。」と言いたくなりますよね。
なので、こういった人は他人から嫌われやすくなる傾向にあります。
ちなみに、「高級品を買うことで人に自慢したがってしまうこと」を心理学では、“ヴェブレン効果”といいます。
実は、この効果は誰にでも当てはまります。
あなたも、高級品を買えば、前述したような人になりうるのです。
なので、もし高級品を買うのであれば、この効果に負けないような強い精神力を持つ、つまり、自慢しないように心がける必要があります。
「そんな精神力はない。」と言うなら、他人から嫌われやすくなることを覚悟していくしかないでしょうね。
このように、高級品を買うと辛い思いをする可能性がありますので、むやみやたらと買わない方が良いかもしれません。
そして、私たち庶民は、高級品を買うんだったら、そのお金で少しリッチなものをそれなりに買った方が良さそうですね。
<まとめ>
- 「高級品を1点ないし2点だけ身に着けている人」は、ただ自慢したいだけかもしれない
- このような心理を“ヴェブレン効果”という
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