「あの人と、もっと仲良くなりたい。」とか「恋人との距離をもっと近づけたい。」と考えたことはありませんか?
多くの人が このように考え、それを望んでいることでしょう。
人間関係というのは非常に難しいもので、“仲良し”と呼べるまでには かなりの時間を要してしまいます。
だけど、心だけは「仲良くなりたい。」とか「もっと話したい。」と焦りを感じていて、実際にそのせいで、それほど距離も縮まっていない状態で、その人に変に話しかけてしまうと、恐怖がられたりします。
馴れ馴れしいといったやつです。
なので、相手との距離を縮めるには、徐々にゆっくりと、時間をかけながら やっていかなければなりません。
ところが、ある条件の下で何かの作業をすると、一気に距離が縮まりやすくなるということが、心理学で明らかになっています。
その条件とは、その人と「2人」で作業するということです。
つまり、“共同作業”をすれば良いのです。
1人でやる作業も、わざと相手を巻き込み、共同作業のようにすることができれば、仲良くなれる確率は上がるのです。
例えば、学生であれば、授業中に問題を解くような場面があると思います。
ここで、1人で取り組むのではなく、誰かに「できた?」とか「これ分かる?」と聞いて、答え合わせや教え合い、共に その問題が分からない場合は、アイデアを出し合うといったことをしてみましょう。
すると、話は問題から日常会話へと広がって、さらに盛り上がるため、その人との距離は一段と縮むようになるのです。
授業中に関係の無い話をすると、教師に怒られてしまうかもしれませんが(笑)
他の例を挙げると、最近の企業では、社内旅行ではなく“社内運動会”をやり始めたところもあるようです。
「運動会屋」などの、運動会を企画してくれる企業に頼んで、社員みんなで、「しっかりとしていて楽しめる、しかし、やるときは本気で」という運動会をやるそうです。
これは、人数が多いため、一人ひとりの効果は薄れてしまいますが、共同作業となりますので、社員同士の距離を縮められる可能性があるのです。
その後の仕事を円滑に進めるためには、良い企画ではないでしょうか。
もちろん、これらの方法は恋愛にも用いることができます。
例えば、アスレチックや迷路などの2人で協力できそうなものを行うことで、距離をもっと近づけることができるのです。
また、最近では、「リアル脱出ゲーム」のようなものもあります。
これは、お互いに協力しながら進めていかないとゴールできないものなので、嫌でも協力せざるを得ないでしょう。
つまり、距離が縮まりやすいということになります。
値段もそんなに高くはないので、1度 行ってみることも良いと思います。
ただし、いきなり難易度が高めの場所に行っても解けず仕舞いになってしまいますし、低すぎても協力しなくても良いということになってしまいますので、丁度いい場所に行くことをオススメします。
<まとめ>
- 相手との距離を縮めようと、焦ってしまうのは良くない
- 時間がかかってでも、じっくりと縮めていくことが大切である
- 共同作業を行うことは、相手との距離を縮めるための手助けとなる
- いかに、共同作業をする場面を作り出し、協力することができるかにかかっている
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