昔どうだったかは分かりませんが、現在は「若手社員がどんなに優秀であっても、出世したがらない」ということが起きているそうです。
せっかく、そういった機会をもらったにも関わらず、台無しにしてしまうのです。
なぜ、そのようなことが起こってしまうのでしょうか?
今回は、若手社員が出世したくないと考えてしまう理由について話したいと思います。
・会社の待遇が悪い
最近では、“ブラック企業”と呼ばれる会社が増え、ニュースなどにも よく取り上げられるようになりました。
このブラック企業は、従業員に対して ひどい扱いをすることで有名ですよね。
ここで、ひどい扱いと言っても いろいろあります。
奴隷のように従業員を働かす企業があったり、本当に暴力的な企業もあったり、終いには、残業を強制するにも関わらず、残業代を払わない企業さえあるのです。
そういった場合、特に上司は残業代をカットされやすいのです。
これは なぜかということですが、上司になれば基本給が上がります。
というか、上げなければなりません。
しかし、その分 会社の負担が大きくなります。
その人に対して、払う金額が増えてしまうのです。
そこで、ブラック企業は このように考えます。
「残業代をカットすれば、負担が軽減するではないか」と。
現在は、改善されている企業の方が多いですが、未だに法の目をかいくぐって、このように残業代カットを行っている企業も少なからずあるようです。
そのため、出世する意欲もなく、むしろ会社を辞めたいと思っている若手社員が多くなっているのではないでしょうか。
あなたが、今 就活中であるならば、“ブラック企業”に間違っても入らないように、見極める力も就活と同時に、もしくは事前に付けておく必要がありますね!
・責任だけが増えていく
出世しても、ほとんど仕事の内容は変わりません。
さらに、企業によっては労働時間も変わらないでしょう。
しかし、「責任」だけは重くなっていきます。
部下が失敗した場合は、その責任を全て負わなければならないのです。
これでは、若手社員が出世したくないと考えてしまうのも無理もないことかもしれません。
“メンタルの弱い人”も増えてきているくらいですから。
・若手社員は、現状維持を望む
若手社員は、責任を負うこともそうですが、それよりも失敗することを恐れています。
出世という選択肢が目の前に現れると、「失敗するかもしれない。」と心配してしまうのです。
なので、「チャレンジして失敗するくらいなら、安定している今のままでいいや。」とチャレンジすることを止めます。
現状維持を望むのです!
しかし、このままでは自分の能力を伸ばすことはできません。
毎日が成長の連続ですから、現状維持のままではいけないのです。
昨日よりも今日、今日よりも明日の自分の方が良くなければならないのです。
会社から声がかかるということは、それだけの能力を持っているということなので、自分に自信を持って、勇気を出して行動すること、チャレンジすることで、もっと自分を成長させることができます。
ぜひ、これからは現状維持ではなく、「現状打破」で強く生きていくようにしてくださいね!
<まとめ>
- 若手社員が出世したがらないのは、会社の問題と自分自身の問題の両方を抱えてしまっているからである
- 現状維持を望むことを止め、どんどんチャレンジすることが自分を成長させるために必要である
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