仕事や学校でのミス、生活していく中でのミスというものを恐れてしまう人がいます。
例えば、仕事のプレゼンで、「途中で、頭の中が真っ白になってしまわないか。」とか「自分なんかが、相手に伝わるように しっかり説明できるのか。」と考えてしまったり、電車の中でも、「席を譲っても、断られたらどうしよう。」と考えてしまう人です。
こういう人は、自分に自信を持てず、何もかも否定的に考えてしまう“ネガティブ思考”になりがちです。
すると、最悪の場合、「何をやっても成功できない」と考えるようになる“失敗恐怖症”になってしまい、今後一切、新たなチャレンジができなくなってしまうでしょう。
つまり、人として全くと言っていいほど、成長できなくなってしまうのです。
なので、この状態から一刻も早く抜け出す必要があります。
そこで大事になってくるのが、このように考えるようになってしまった「きっかけ」を見つけるということです。
おそらく、失敗によって、辛い経験をしてしまったことが過去にあり、そのせいで否定的に考えるようになってしまったのでしょう。
それを見つけて、もう一度 考え直してみましょう。
例えば、子供の頃に学校で、みんなの前で発言したところ、それは全くの見当違いであったため、笑われてしまったということが「きっかけ」だったとします。
自分では、真面目に発言していたはずのに笑われてしまったので、相当ショックを受けますよね。
そして、もう同じような状況では、話すことができなくなってしまうかもしれません。
実は、これが失敗を恐れるようになった理由であることが多いです。
このような辛い思いをしてきたからこそ、自分に自信が持てなくなってしまったのかもしれません。
しかし、もう一度 見方を変えて考え直してみると、それこそ見当違いであることが分かります。
同じように、子供の時に周りから笑われたことがあるという人がいるはずですが、その人は今も失敗を恐れていますか?
たぶん、そこまで恐れてはいないはずです。
同じような状況を経験していても、結果が同じようになるとは限らないのです。
これは、なぜかというと、「人によって考え方が違う」からです。
「みんなに笑われたことは辛いこと」と考える人もいれば、「みんなに笑ってもらえて嬉しい」と考える人もいるからです。
そして、前者は失敗を恐れるようになってしまうのに対し、後者は失敗することも良いことだと学んでいるのです。
このように、失敗を恐れてしまうのは、考え方に問題があるからということになります。
失敗することは悪いことではありません!
むしろ、失敗しなかったら、今後も同じようなことを繰り返してばかりで、全く成長することができなかったでしょう。
なので、これからは恐れずチャレンジしていって、もし失敗したとしても反省して、もう一度 同じことをしなければいいだけの話ですから、どんどん行動していくことで、もっと自分を高めていきましょう!
「失敗は1番の学び」ですからね。
<まとめ>
- 失敗から学べることもあるので、失敗を恐れて行動しないのは もったいない
- “失敗恐怖症”とは、失敗を恐れすぎて何もできなくなってしまうことである
- 失敗を恐れるようになった「きっかけ」を見直すと、意外と ちっぽけなことだと気づけるかもしれない
- 積極的にチャレンジして、自分を高めていくことが大切!
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