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子供を「褒める教育」「叱らない教育」は間違い。『自己肯定感を高めさせる教育』を実践しよう!!

人の「心」
この記事は約8分で読めます。

「褒める教育」とか「叱らない教育」というのを耳にしたことはありませんか?

どちらも、一応 理にかなっている教育法ですが、少しだけ盛っているというか、大げさに言っているので正確ではないんですよね

 

よくあるじゃないですか。

「1日1分の〇〇ダイエット」とか「このツールを使えば、1時間で〇万円ゲット」というキャッチコピーが。

これらは、人の目に付くようなことばかりを並べたものであり、裏の部分を隠すことで、できるだけ多く集客しようと作られたものです

 

あっ、この方法が悪いと言っているわけではなくて、むしろ集客のためには必要なことなのですが、ここで注目してもらいたいことがあって、それはこのキャッチコピーからは裏の部分を知ることができないということです。

その本や記事を読んでみたり、人に聞いてみるなどの何かしらのアクションを起こさない限り、詳細を知ることはできないのです

アクションを起こして詳細を知ることで初めて、そのキャッチコピーが正しいのか正しくないのか、もしくは、詐欺なのか詐欺でないのか判断できるようになります。

そして、間違った方法を学んで失敗したり、余計な時間を費やさないためにも、詐欺に引っかからないようにするためにも、自分で これらの良し悪しを判断できるようになるのが好ましいのです。

 

つまり、何が言いたいかと言うと、前述した「褒める教育」とか「叱らない教育」というのはキャッチコピーのようなものであり、裏の部分が存在するため、きちんと その教育法について調べて、もし正しい教育法だと分かったり、それに共感できるのであれば、実践していくべきだということになります

もし、自分が正しい教育法だと思わなかったり、全く共感できないのであれば、別に無理に この教育法を実践する必要はないのです。

 

そして、ここからは「褒める教育」や「叱らない教育」のメリットやデメリットについてと、これらとは多少異なる教育法について紹介していきます。

もし、これも合わないなと思ったら、実践していく必要は もちろんありません。

しかし、今後の参考となる部分もあるかもしれないので、気軽に読み進めてみてください。

 




 

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・なぜ「褒める教育」や「叱らない教育」が良くないのか?

 

まず、「褒める教育」についてですが、褒めるという行為は、愛情を行動として表しているものであり、6歳くらいまでの幼少期は情緒の発達が著しい期間ですので、この期間に たくさん子供を褒めることができれば、愛情を注ぐことができれば、その後も良い方向に成長していくことでしょう

また、子供は親に認めてもらいたい、常に注目の的でありたいという欲求があるので、子供が何かしらの行動を起こし、それが素晴らしいことであれば、褒めてあげることで その欲求を満たしてあげられるのです。

 

ここまでの話では、褒めて育てることが1番だと感じるかもしれません。

もちろん適度であれば、「褒める教育」は素晴らしい教育法なのかもしれません。

しかし、褒めすぎてしまうと、子供は褒められることを目的に行動するようになってしまいます。

 

幼いうちは、身近に家族しかいないので、家族に対してのみ褒められるような行動を見せるのですが、成長していくと、様々な人と出会います。

そのため、全ての人に対して、褒められるような行動をして、それを求めるようになります。

すると、常に人の目ばかりを気にして生きていくこととなってしまったり、周りの人に それを感づかれて、最悪の場合、いじめにあってしまう可能性もあるのです

褒めてばかりの教育法では、子供が将来 辛い思いをしてしまうかもしれないのです!

 

また、人の目がなければ何をやってもいいと考えるようになり、普段やっているような行動をしなかったり、非行に走ってしまう可能性もあるのです

普段の姿が真面目なだけに、親である あなたはショックを隠し切れなくなってしまうことでしょう。

なので、褒めることは良いことですが、過剰にやってしまうことは逆効果ですので気を付けましょうね。

 

 

次に、「叱らない教育法」についてですが、これも適度であれば、とても良い教育法でしょう。

しかし、過度であったら、つまり、全く子供を叱らないとなると話は違ってきます。

 

子供は、友達の物を奪ったり、道路に飛び出してしまったりと、まだ良いことと悪いことの区別がついていない事柄の方が多く、いろいろ試してみて、失敗を繰り返すことで区別できるようになります。

その行為を“失敗”だと教えられるのが「叱る」ということではないでしょうか

 

例えば、駅のホームで自分の子供がふざけているとします。

もし、線路に落ちたら、大変なことになりますよね。

なので、そのことを伝えなければなりません。

 

ここで、「叱らない教育」を実践している人は、「落ちたら危ないから、ふざけるのは止めようね。」と、優しく伝えることでしょう。

しかし、これでは全くと言っていいほど効果がありません

子供が その言葉の真剣味を感じないからです!

 

一方で、命に関わる問題だからと、真剣に叱ると どうでしょう。

「ここから落ちたら、パパやママに一生会えなくなるんだよ。」とか「周りの人にも迷惑をかけるんだよ。」と真剣に怒るのです。

すると、子供は普段と違う親の姿を見て驚き、大変なことをしていたのだと、それは“失敗”なのだと知ることができます

つまり、もうこの行為をしなくなるのです!

 

子供を叱るのが辛いという人でも一度 我慢していただいて、真剣に怒ったあとで、すぐに「わかった?もうやらないでね。」とか「ごめんね。でも、〇〇(子供の名前)のことを思ってのことだからね。」と優しい口調に戻せば、子供は必ず理解してくれます。

親子の絆、家族の絆というものがありますから、これをきっかけに避けられるようになるということも絶対にないでしょう

なので、叱らないということを止めて、時には真剣に怒るということも大切なのです。

 

 

まとめると、子供を褒めることや叱らないことは良いことですが、過剰にやりすぎると、自分に自信が持てなくなってしまったり、正しいことと正しくないことの区別がつかなくなってしまう可能性がありますので、時には褒めることを止めて、真剣に叱ることも大切なのです

 

 

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・「自己肯定感を高めさせる教育」を実践しよう!

 

さて、ここまで「褒める教育」と「叱らない教育」について話してきましたが、どちらもメリットとデメリットがありましたよね。

ただし、これらに共通していることがあって、それは、親が子供のことを思ってやっていることであり、自分に自信を持ってもらえるように、生きていることは素晴らしいことだと理解してもらえるように心がけているはずだということです

 

ここからも分かるように、子育てで1番 大切なことは、親がどれだけ子供に対して愛情を注げるかであり、それは過干渉になることではなく、自分に自信を持ってもらえるように、いかに陰から支えることができるかということではないでしょうか

つまり、自己肯定感を高めさせることに重きを置いて、干渉などせず、見守ってあげることが大切なのです。

もちろん、幼少期は ある程度の干渉が必要なのかもしれませんが、成長していけばいくほど、それが必要ではなくなり、自分で勝手に成長してくれるものなのです。

 

「自己肯定感を高めさせる教育」の例としては、子供が解決困難な問題に直面したときに、「絶対に〇〇(子供の名前)ならできるよ。」とか「これまでも、なんだかんだ乗り越えられたんだから、今回も大丈夫だよ。」と声をかけ、それが解決したときに、「よくできたな。やっぱり、〇〇(子供の名前)は やればできるんだよ。」と最高の笑顔で褒めるというか、親と共に成長していく姿をイメージさせることが大切ですね。

 

 

僕も、もし子供ができたら、この教育法を実践していきたいと思っています。

ぜひ、共感していただけたのなら実践してもらって、子供と共に成長していってくださいね!

 

 

<まとめ>

 

  • キャッチコピーからは、裏の部分を知ることができない
  • 何かしらのアクションを起こして詳細を知り、自分で良し悪しを判断できるようになることが大切である
  • 幼少期は情緒の発達が著しいため、この期間で いかに愛情を注げるかが重要である
  • 褒めすぎると、それを目的に行動するようになってしまう
  • 命に関わる問題であれば、叱ることも必要になってくる
  • 叱った後のフォローも大切である
  • 子供の“自己肯定感”を高めさせるように、親が過干渉とはならず、優しく支えてあげることが大切である

 


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