本日、大阪府東大阪市の枚岡神社で「お笑い神事」が行われました。
その様子が こちらです。
この日は、約2000人が この神社に集まり、宮司の合図で一斉に笑い始めたそうです。
ニュースにもあったように、約20分間 笑い続けることによって雑念を取り払い、さらに新年の福を呼び込むことを目的として行われました。
まさに、「笑う門には福来る」のようですね。
さて、この動画を見たあなたは、どのように感じたでしょうか?
「私の知らないところで、こんな行事が行われてたのか。」とか「老若男女問わず、外国人も気軽に参加できて良い行事だな。」と いろいろ考えたり、あるいは「私も参加してみたい。」と思ったのかもしれません。
また、この動画を見ているだけでも自然と笑ってしまいませんでしたか?
笑うまでとは行かなくとも、ついついニヤけてしまいませんでしたか?
その調子で、こちらの動画も ご覧ください。
やはり、ニヤけてしまいませんでしたか?
「笑い」には、連鎖する性質があります。
もはや、“伝染”と言っても過言ではないくらい、周囲の人にも影響を与えます。
この性質を利用しているのが「バラエティ番組」です。
テレビを見ていると、笑い声が聞こえてくることってありますよね?
あれは、普通に出演者や観客が笑っている場合もありますが、“ラフトラック(laugh track)”と呼ばれる、録音された人の笑い声、もしくは人工的に作られた笑い声を流している場合もあります。
プロの演出家たちが、タイミングよくラフトラックを流すことで、視聴者に笑ってもらい、楽しんでもらいながら、その番組を継続して見てもらうことによって視聴率を維持・向上させようとしているのです。
ちなみになんですが、ラフトラック以外にも、“共感を表す「あー」とか「へー」という声”や“拍手”なんかも、演出として取り入れられています。
話は少し変わりますが、最近、若者のテレビ離れが進んでいます!
そのため、制作会社が様々な策を立てて、この問題に立ち向かっています。
その対策方法の1つとして挙げられたのが、このラフトラックであり、僕はテレビをよく見ますし、これがあった方が笑いやすくなって気分も良くなるので、とても良い案だと思っています。
しかし、中には このような演出を「うるさい」と不快に感じる方もいるようで、批判も少なからずあるそうです。
でも、よく考えてみてください。
もし、今までずっと続けてきた演出を辞めるとなると、何か物足りない感じがしませんか?
普段 聞こえていたはずの笑い声はなくなり、共感の声も拍手もなくなったら変な風に感じますよね。
さらに、その代わりとしてエキストラを呼ぶことになると、それだけのコストもかかってしまいますし、ましてや、テレビに興味のない人が増えてきている中ですから、とても難しい問題となってしまうわけです。
なので、僕はバラエティ番組には このような演出があってもいいんじゃないかなと思います。
テレビの演出に対して批判を言ってストレスを溜めてしまうくらいなら、いっそのこと、テレビを見ないという策を取ってみましょう!
そうすれば、テレビに対する批判も無くなりますし、自分自身の心も穏やかにすることができます。
今はテレビだけでなく、「YouTube」や「Hulu」などがあり、スマホなどでも簡単に動画を見ることができるようになりました。
なので、演出に対して文句を言わない人や「素直にテレビを楽しみたい」という人だけがテレビを見て、そうでなければ、インターネットを通じて動画を楽しんだ方が、自分の心を大切にすることができて、気分も良くなって最高ですね!
まとめ |
- 大阪府東大阪市の枚岡神社で「お笑い神事」が行われた。
- 約20分間 笑い続けて、新年の福を呼び込もうとしている。
- 「笑い」は伝染する。
- バラエティー番組で、よく用いられている。
- 観客の笑い声は、“ラフトラック”であることもしばしば。
- 「批判」することにエネルギーを使うのなら、それを止めることで気が楽になり、その分のエネルギーを他に使うこともできる。
- そのための手段として、「テレビを見ない」というのも1つの手である。
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