私たちは会話をするとき、相手の目を見て話します。
これは、幼い頃から「相手の目を見て話すんだよ。」としつけられてきたからです。
しかし、歴代で最年少の14歳でプロ棋士となった藤井聡太くんは将棋をしている最中に相手の目が合うと気まずいということから、それがクセとなり普段 話す時にも目を合わせないそうです。
そのくらい、将棋に集中できているということなので、さすがですよね。
ただし、こういったクセを持つ人は稀です。
ほとんどの人は親のしつけ通り、相手の目を見て話します。
ところが、実際はそのように意識していても、ずっと相手の目を見続けることはしません。
というか、できません。
このことは、ある心理学者によって証明されていて、人は会話中の3~6割しか相手の目を見ないそうです。
原因は、脳や目の機能に関係があるようです。
このように、脳や目の機能に着目すると、面白い発見があり、心理学においても注目の的となっています。
今回は、このような例を2つほど挙げて話していきたいと思います。
・性別によって、会話中での相手の目を見るタイミングが違う
まず、女性はあまり好みではない人のことは直視できるのですが、好きな人においては目をそらしやすくなってしまうようです。
これは、好きな人といることで緊張してしまって、変に意識しすぎてしまうためとされています。
このことは、男性でも人によっては当てはまることです。
なので、男女に共通した特徴となります。
しかし、明らかに性別によって異なる部分があります。
それは、「男性は好きな人と会話する時は、話を聞いている時に相手の目を見て、それに対し、女性は話している時に相手の目を見る」ということです。
つまり、“両思いなら必ず会話中に目が合い、その時間は短いにしても回数が多い”ということになります。
相手が自分に好意を抱いているかの指標となるわけです。
ただし注意してもらいたいのが、前述したように目が合うのはあまり好みではないからということもありますので、あくまで参考程度に留めておいてくださいね。
・目の動き方だけでウソをついているか分かる!
「目」というものは面白いもので、ウソをついた時に自然と動くようになっています。
ただし、これは性別によって異なります。
男性の場合は、ウソをついた瞬間に目をそらしてしまいます。
それに対し、女性はウソをついてから長い間 目をそらさず、ずっと相手を見つめてしまう傾向があるようです。
このように、「目」というものがたくさんの情報を私たちに与えてくれるのですが、似た情報も多くて混乱してしまうことがあります。
例えば、「女性がずっと見つめてくるから、自分のことをニガテに思っているんだな。」と思っていても、実はその女性はウソをついていただけかもしれません。
使いこなすことは難しいかもしれませんが、役立つときが必ず来ますので、ぜひ覚えておいてくださいね。
そして、これには例外もあり、必ずしも全ての人に当てはまるということではありませんので、あくまで参考程度とし、あまり興奮しすぎたり、落ち込み過ぎないようにしてくださいね(笑)
〈まとめ〉
- 人は会話中の3~6割しか相手の目を見ない
- 男性は好きな人といる場合、話を聞く時に目を合わせる
- それに対し、女性は話す時に目を合わせる
- 男性は、ウソをついた瞬間に目をそらす
- それに対し、女性は目をそらさない
- 心理学は、万人に当てはまるものではないが、多くの人に当てはまるので、参考とする分にはとてもいい学問である
この記事が役立ったり、面白かったら、下のボタンをクリックしていただけると、今後の励みとなります。
ぜひ、よろしくお願いします!