いきなりですが、あなたに質問です。

 

「1kgのダンベル」と、

「1kgの綿あめ」では、

どちらが重いですか?

 

 

正解は、「1kgのダンベル」

…ではありません。

 

もちろん、「1kgの綿あめ」

でもありません。

 

どちらも1kgで同じ重さなので、

正解はありませんでした(笑)

 

 

という遊びに、

よくひっかかってしまう

Tommyです(´;ω;`)

 

 

さて、先ほどの質問では、

重さは同じですが、

異なるものを比較していました。

 

「1kgのダンベル」

「1kgの綿あめ」ですね。

 

 

この質問に対して、

あなたも僕と同じように、

「1kgのダンベル」

と答えてしまいませんでしたか?

 

そう答えていないのなら、

素晴らしい洞察力の持ち主です!

 

それか、

実は答えを知っていたりして…(笑)

 

 

しかし、ほとんどの人が

このように答えてしまったはずです。

 

でも、安心してください。

 

このように答えてしまうのは、

「シャルパンティエ効果」という

心理現象が働いているからなんです。

 

 

今回は、この「シャルパンティエ効果」

について話していきたいと思います。

 




 

「シャルパンティエ効果」とは?

 

同じ大きさや重さの物でも、

イメージによって、それらの判断が

変わってしまう、人間の錯覚から

起こる心理現象のこと

「シャルパンティエ効果」といいます。

 

 

上の例では、

人は“ダンベル”という単語から、

「これは重いものだ。」と感じ、

“綿あめ”という単語から、

「これは軽いものだ。」と感じます。

 

すると、たとえ同じ重さであっても、

このイメージが強く頭に残るため、

「1kgのダンベル」の方が重い

と錯覚してしまうのです。

 

 

他の有名な例では、

「10kgの鉄」「10kgの羽毛布団」

を比較しているのもあります。

 

イメージでは、鉄の方が重く、

羽毛布団の方が軽いため、

「10kgの鉄」の方が重い

と選んでしまいそうですね。

 

しかし、先ほど同様、

重さは10kgで同じですので、

どちらが軽く、どちらが重い

ということはないのです。

 

 

この効果をビジネスに応用すると…

 

ショッピングモールなどの

大型の施設をネットで調べたり、

広告で見たりすると、

「この施設は東京ドーム〇〇個分」

という表示を目にすることがあります。

 

なぜ、広さを単位を使って表さず、

このようにわざわざ東京ドームを

用いるのでしょうか?

 

 

それは、お客さんに

「どのくらい広いのか」

をイメージしてもらうためです。

 

 

もし、単位を使って表し、

10ha(ヘクタール)と言われても、

なんとなく「広いな。」

とは思うものの、具体的に

その広さをイメージすることは

難しくなってしまいます。

 

しかし、東京ドームという明らかに

広いものを使って、「東京ドーム

約2個分の広さがあります。」

と表現されていたら、

かなりイメージしやすくなります。

 

 

このように、お客さんに

イメージさせることができれば、自ずと

シャルパンティエ効果が働いてきます。

 

そのイメージだけが勝手に

大きくなっていくからです。

 

 

これをビジネスに応用すると、

商品の購入率が上がること、

間違いなしです!

 

その良い例として挙げられるのが、

「ビタミンCを含んでいる食品」です。

 

 

コンビニやスーパーなどで、

飲み物を選んでいるとき、

「ビタミンC 1000mg配合」

というような表記を

見たことはありませんか?

 

あるいは、「レモン〇〇個分」という

表記を見たことはありませんか?

 

 

これらは、最近CMなどでも、

よく見られますが、どちらも

シャルパンティエ効果

が使われています。

 

 

まず、「ビタミンC 1000mg配合」

という場合では、あえて単位を

gではなく、mgにすることで、

その前の数字を多くしています。

 

1gではなく、1000mgに

しているということです。

 

 

そうすると、消費者が

「こんなに入っているのか。」

と思うようになります。

 

本当は、単位が違うだけなんですよ。

 

 

また、「レモン〇〇個分」

という場合では、単位を使って

表現せず、東京ドームのように、

分かりやすいものに置き換えて

表現しています。

 

しかし、これも実は裏があって、

レモンよりもビタミンCが多いものが

存在するんですよね。

 

 

例えば、ゆずであったり、

アセロラであったり、

あとは赤ピーマンなんかもそうです。

 

あえて、これらを使わないで、

レモンという、これらよりも含有量の

少ないものを使うことで、

消費者にビタミンCの多さを

イメージさせようと、もちろん

合法的にやっているんです。

 

しかも、「なぜかレモンの方が

イメージしやすい」というのも

ありますしね。

 

 

なので、

あなたが販売者側の立場であれば、

この効果をうまく利用できる方法を

考えること、消費者側であれば、

そのキャッチコピーの本質を

見抜くことが大切ですね!

 

あと、誇大表示はダメですし、

買う側も気を付けましょうね。

 

 

文章を書く際に気を付けたいこと

 

シャルパンティエ効果について、

理解していただけたでしょうか?

 

今後は、この効果をうまく使ったり、

使われないようにしましょうね。

 

 

さて、先ほどの誇大表示の件も

そうですが、もう一つ

注意すべきことがあります。

 

それは、文章を書く際に、

このシャルパンティエ効果によって

起こりうる“読者の誤解”

招かないようにするということです。

 

 

例えば、「1kgの綿あめのように重い」

とか「赤ピーマンのように

ビタミンCが多い」とかです。

 

これだと、読者が

イメージしづらいですよね。

 

重いんだか軽いんだか、

多いんだか少ないんだか。

 

 

なので、読者に分かりやすく、

書いてあることをイメージして

もらいやすく文章を書くことが

必要になってくるんじゃないかな

と思います。

 

僕がそのような文章を書けているか

と言われたら、そうではないのかも

しれませんが、1つのアドバイスとして

受け取ってもらえれば幸いです。

 

 

まとめ

 

  • シャルパンティエ効果とは、同じ大きさや重さの物でも、イメージによって、それらの判断が変わってしまう、人間の錯覚から起こる心理現象のことである。
  • いかに、相手にイメージさせ、錯覚を起こさせるかが大切。
  • 商品を購入する際は、そのキャッチコピーの本質を見抜くこと。
  • 相手に誤解させないような文章を書くことを心がけよう!

 


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