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遠距離恋愛を実らせるために知っておきたい「ボッサードの法則」とは?

人の「心」
この記事は約7分で読めます。

ドラマや映画では、遠距離恋愛

というものが成立し、ハッピーエンドに

終わることがあります。

 

しかし、現実ではそんな簡単に

成立することはありません。

 

 

何度も何度もケンカし、

気持ちが通じ合わないまま…

なんてこともあるでしょう。

 

現在はバットエンドの方が、

どちらかというと多い

のかもしれません。

 

 

心理学の観点から見ても、

このことは残念ながら正しいようです。

 

 

正しいというと誤解されそうなので

表現を変えると、遠距離恋愛が

とても難しいものだということです。

 

これが心理学では分かっています。

 

「ボッサードの法則」という名称まで

あるくらいですから。

 

 

ということで今回は、

この「ボッサードの法則」というもの

について解説していきますので、もし

遠距離恋愛を実らせたいのであれば、

この法則をきちんと理解し、

これに負けないように

努力していきましょう!

 

それでは、始めますね。

 




 

「ボッサードの法則」とは?

 

アメリカの心理学者ボッサードは、

「男女関係の心理的な距離は、

物質的な距離に比例する」

という法則を導き出しました。

 

つまり、「互いの距離が遠いほど、

心も離れていくけど、近距離で

あればあるほど、心も近づいていく」

ということを導き出したのです。

 

これを“ボッサードの法則”と呼びます。

 

 

例えば、学生の頃に、

同じクラスの異性に対して、

好意を抱きませんでしたか?

 

特に、席が近い異性のことを

好きになりませんでしたか?

 

これは、物質的な距離が縮まったこと

により、心の距離も近くなったから

だと考えられます。

 

 

また、このように好意を

抱いていたのに、クラス替えや転校、

卒業などをきっかけに、その思いが

徐々に薄れてきたということも

あるのではないでしょうか?

 

これは先ほどとは逆に、物質的な距離が

遠ざかったことにより、心の距離も

遠くなったのだと考えられます。

 

 

この「ボッサードの法則」は、

絶対的なものではありません。

 

これとは逆に、

遠距離でも良い関係を築き、

近距離でも別れてしまう

ということがあるのです。

 

 

しかし、このような法則が

あることは事実です。

 

遠距離恋愛をするならば、実りにくい、

成立させるのが難しいということを

覚えておくことが大切ですよ。

 

 

遠距離恋愛を実らせるために必要なこととは?

 

遠距離恋愛を成功させるために

必要なこと…それは、

「たとえ物質的な距離が

遠ざかったとしても、

心理的な距離は遠ざけない」

ということです。

 

つまり、できるだけ顔を合わせる

ということです。

 

 

また、心理学用語に

なってしまうのですが、

「単純接触効果(ザイオンス効果)」

というものがあります。

 

詳しくは、以下の記事を読むことで、

理解していただけるかなと思います。

 

スクール
「スクール」の記事一覧です。

 

 

読んでいない方のために、

この「単純接触効果」について

簡単に説明しますと、

ある人に出会えば出会うほど、

自分のことを好意的に思ってくれる

確率が上がるという法則です。

 

なので、この法則を活用して、

できるだけ相手に会う回数を

増やしていけば、先ほどの

「ボッサードの法則」のようには

なりにくくなる、つまり、遠距離恋愛が

実りやすくなるということです。

 

 

現在は幸いなことに、

直接会えないとしても、スマホで

簡単にビデオ通話が、しかも無料で

できるようになりました。

 

できれば直接会うのが良いですが、

遠距離となるとそれは難しいこと

だと思うので、ビデオ通話を

活用してみてください。

 

そうすれば、遠距離恋愛でも

やっていけるように

なるかもしれませんよ。

 

 

お互いに努力して、

2人で成長し、良い関係を

築きあげていってくださいね!

 

 

たとえ近距離恋愛でも、安心してはならない

 

本当は、ここまでの話で終わりでも

よかったのですが、最近分かった、

あまりよろしくないけど知っておきたい

研究結果があるので、それを

シェアしておきたいと思います。

 

 

その最新の研究結果とは、

「通勤時間が長いと、離婚率は高まる」

というものです。

 

通勤時間が45分以上の人は、

そうでない人と比べて、

なんと約40%も離婚率が

高まってしまうそうです。

 

 

これは、あくまで僕の推測ですが、

通勤時間が長いことによって

疲れがたまり、家事を手伝うだけの

気力が残っていないことや、

それを言い訳にして何もやらないこと

先ほど話した「単純接触効果」を

活用する機会の少なさが原因で、

このような結果となってしまった

のではないでしょうか。

 

 

なので、「近距離恋愛だし、

“ボッサードの法則”が成り立つから

大丈夫だ」と安心するのではなく、

このような危険も潜んでいるという

ことを理解しておくことが大切です。

 

結局は、2人が互いに、

どれだけ尽くしあえるのか、

愛し合えるのかが大事だ

ということですね!

 

 

まとめ

 

  • 「ボッサードの法則」とは、男女関係の心理的な距離は、物質的な距離に比例するということ。
  • 「単純接触効果」とは、ある人に出会えば出会うほど、自分のことを好意的に思ってくれる確率が上がるということ。
  • 遠距離恋愛を実らせるためには、互いの努力は欠かせない。
  • 「通勤時間が長いと、離婚率は高まる」という研究結果があるので、近距離恋愛でも安心はしないこと。
  • 2人が互いに、どれだけ尽くしあえるのか、愛し合えるのかが重要ですよ!

 


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