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「タバコが止められない」におさらばするために、取り組むべき3つのこととは?

人の「心」
この記事は約11分で読めます。

値上げの対象となりやすかったり、

吸える場所もどんどん少なく

なっていくタバコですが、

そのおかげもあってか、

今年は販売本数が減少する見通しが

立っているそうです。

 

なんと1000億本を

割り込むかもしれないのです。

 

 

このように言われても、

「えっ、そんなに多いの?」と

驚かれてしまいそうですが

(僕も、正直驚きました)、

もしそうなれば、これは

初めてのことらしいのです!

 

先ほど話したこともありますし、

あと、電子タバコのおかげも

あるかもしれないですね。

 

 

しかし、販売本数が減ったから

と言って、吸う人がいなくなった

ということではありません。

 

街中を歩いてみれば分かるかと

思いますが、まだまだ吸っている人は

たくさんいます。

 

 

僕の大学のサークル仲間も、

6人に1人くらいの割合で

吸っています。

 

 

そして、喫煙者のほとんどは、

このように思っています。

 

「タバコを止めたい。」と。

 

 

タバコの価格は上がっていく

一方ですし、吸える場所も

ほとんどないので、このように

思うのは当然のことでしょう。

 

健康についても考えているでしょうし。

 

 

でも、なかなかタバコを

止めることができません。

 

それは、どうしてでしょうか?

 

 

この原因として考えられることが

2つあります。

 

ということで今回は、

この2つについてと、

タバコを止めるために取り組むべき

3つのことについて話していきたい

と思います。

 




 

「ニコチン依存症」が原因?

 

まず、タバコが止められない

原因の1つ目は、

“ニコチン”によるものです。

 

 

タバコに含まれるニコチンは、

人の血液に溶け込み、

急速に脳へと運ばれます。

 

すると、その脳内には、

「ニコチン受容体」という

物質があります。

 

このニコチンとニコチン受容体が

結合することで、快楽物質である

「ドーパミン」が放出されます。

 

これによって、喫煙者は

リラックスした気分になるのです。

 

 

簡単に説明しましたが、

このような流れで、

ニコチンが人に影響を与えるのです。

 

 

さらに、その効果が切れると、

反動でイライラした状態になるので、

もう一度、リラックスした気分に

なれるように、タバコを繰り返し

吸うようになります。

 

 

このような悪循環に陥った時、

それを私たちは、

「ニコチン依存症」と呼びます。

 

つまり、ニコチン依存症となった人が、

タバコを止められない人なのです。

 

 

「楽観主義バイアス」が原因?

 

2つ目は、“意志の弱さ”

「楽観主義バイアス」によるものです。

 

 

喫煙者は、健康を気にして、

何度も「タバコを止めよう」

と思っているはずです。

 

しかし、その意に反して、

なかなか止めることはできません。

 

 

これは単に、“その人の意志が弱い“

ということがあると思います。

 

「あと1回だけ吸おう。」とか

「明日から禁煙を始めればいっか。」

というように、何度も何度も

後回しにしてしまっている結果が、

今の状態ではないでしょうか。

 

 

また、

「自分は絶対に、肺がんにならない。」

というようにも思っていて、

周りの人を自信満々に説得します。

 

その周りの人からすると、

何の説得力もない発言ですが、

その人は本当に、こう思っています。

 

 

これは、同じように喫煙している人が

病気になったとしても、自分だけは

絶対に、そうはならないと考えてしまう

「楽観主義バイアス」

というものが原因です。

 

完璧な誤解ではありますが、

人はこのように考えてしまうのです。

 

 

タバコ代の計算をすると…

 

先ほどの2つの理由から、タバコを

止められなくなってしまうようです。

 

 

このままでは、

自分自身の健康にも良くないですし、

お金もたくさん消えてしまいます。

 

家族がいれば、彼らにも迷惑を

かけますし、お金を払っているのに、

健康を害することなど

あってはならないのです。

 

 

以下のサイトの質問に

答えてみてください。

 

「タバコの依存度」と、

「今までで消えたお金」、

「これから消えるお金」が分かります。

 

あなたのタバコ依存度をチェック | 禁煙について | 健康・医療の情報 | 保健管理センター | 施設 | 大学紹介 | 京都産業大学
京都市北区に位置する一拠点総合大学、京都産業大学の公式Webサイト。入学案内をはじめ、教育・研究に関する情報を掲載。

 

 

特に、このサイトにある

「タバコ代の計算」

に注目してみてください。

 

 

例えば、喫煙者は平均して、

1日6本タバコを吸うそうです。

 

そして、もし20歳から

吸っているとしたら…

 

大変なことになりますよね!

 

 

今のあなたは、もっと

吸っているかもしれません。

 

そうしたら、さらに

お金がかかることが分かるでしょう。

 

 

まずは、このような状況に

陥っていることに「気づく」こと

大切ですので、少しきつい言い方と

なってしまったかもしれませんが、

自分を見つめ直す、良い機会と

なったのなら嬉しいです。

 

 

タバコから少しずつ離れる

 

ここからは、

タバコを止めるために取り組むべき

3つのことについて話していきます。

 

 

まず1つ目は、

「タバコから少しずつ離れる」

ということです。

 

 

タバコを普段から、

ポケットの中に入れていたり、

バッグの中でも置く場所が

決まっていたりなどしていませんか?

 

そうすると、いつでも簡単に

吸うことができてしまいます。

 

まるで、“スマホの操作”みたいに。

 

 

この状況は、あまり

よろしくありません。

 

禁煙をするのならば、まずは、

いつもの場所にタバコを

置くことを止めてみましょう。

 

 

例えば、ズボンの後ろのポケットに

入れたり、バッグの奥の方に

入れてみましょう。

 

もしかしたら、

お尻で踏んでしまったり、

他の荷物などによって、タバコが

つぶれてしまうかもしれません。

 

また、その存在を忘れてしまう

こともあるでしょう。

 

 

そのときに、

新しいタバコを買ってしまったら、

何も変わりはありませんが、もし、

そのまま我慢することができたら…

 

これをきっかけに、

禁煙できるかもしれないですよね!

 

 

あと、タバコが吸えない場所に

身を置き、自分と同じような状態の

人たちが集まる場所には近づかない

ようにすることが大切です。

 

 

例えば、駅の構内や図書館、

完全喫煙の店に出向いてみましょう。

 

その場所では、

絶対に喫煙してはならないので、

我慢する癖を身に着けることが

できるようになるかもしれません。

 

 

とにかく、これからは

「タバコとの距離を置く」ことが

禁煙への第一歩となりそうです。

 

 

タバコ関連の知識を取り入れる

 

次に、

タバコ関連の知識を取り入れること、

喫煙者の心理を学ぶことが大切です。

 

 

先ほど話した、

「ニコチン依存症」についてだったり、

自分だけは病気にならないと

考えてしまう「楽観主義バイアス」

についてもそうだと思うのですが、

まだまだ、タバコについての正しい知識

というのが身についていない

のではないでしょうか。

 

なので、止めようと思っても、

つい手が出てしまう“意志の弱さ”

が存在してしまうのです。

 

 

正しい知識を身につけていけば、

「タバコの本当の恐ろしさ」

というものを知ることができて、

すぐに止めたくなるでしょう。

 

そして、その気持ちが

「タバコを吸いたい。」という気持ち

や欲求を上回った時、初めて禁煙を

スタートすることができるのです。

 

 

ぜひ、本やネットなどで調べて、

正しい知識をもっと

身につけていってください!

 

世の中には、そういった本や記事は

たくさんありますし、この記事も

役立つかもしれませんしね。

 

 

「絶対に止める!」と、強い気持ちを持つ

 

最後に、

「絶対にタバコを止めてやる!」という

強い気持ちを持つことが大切です。

 

 

生半可な気持ちでは、

ニコチンという強敵に勝つことは、

絶対にできません。

 

ニコチンは、私たちが想像している

以上に、依存性の高いもの

なのかもしれませんから。

 

 

その証拠に、初めてタバコを吸った時の

気持ちを思い出してみてください。

 

「1本くらい平気だろう。」とか

「自分はすぐに止められる。」

というように、軽い気持ちで

吸ってはいませんでしたか?

 

その結果、現在タバコを止められずに

困っているという状況に、陥って

しまっているのではないでしょうか?

 

 

この強敵に勝つためには、

今まで話してきた2つのことを

実践すると共に、強い意志を

持つことが大切なのです。

 

 

「絶対に止める!」

「タバコは自分には、もう必要ない!」

と、決意することでも良いです。

 

また、“リフレーミング”という

物事の捉え方を変える心理テクニック

使って、「今日は、昨日よりも

1本少なくすることができた。」と、

プラスに考えることでも良いです。

 

 

とにかく、精神面での自分を

もっと強くすることが、1番

大切なのかもしれませんね!

 

 


“リフレーミング”に関しては、

以下の記事を読むことで、

理解が深まると思います。

 

マイナス思考をなくすためのヒントは、物事の見方を変えること!?
...

 

 

まとめ

 

  • 販売本数が減ったからと言って、吸う人がいなくなったということではない。
  • タバコを止められないのは、「ニコチン依存症」と「楽観主義バイアス」が原因。
  • 禁煙するために、以下の3つに取り組むこと。
  • タバコから少しずつ離れる。
  • タバコ関連の知識を取り入れる。
  • 「絶対に止める!」と、強い気持ちを持つ。
  • 精神面を鍛えることが大切なので、少しずつ取り組んでいって、いつかタバコとおさらばできる日が来ることを願っています!

 


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