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本当の1人の時間は、家の中ではなく「街」で作るもの?

人の「心」
この記事は約10分で読めます。

最近は、休日を1人で、

家の中で過ごすという人も

増えてきました。

 

 

ゲームや読書、SNSなどをして、

時間を過ごしている人たちです。

 

“インドア派”とも言いますね。

 

 

彼らは、なぜ家の中で、それも1人で

過ごしているかということですが、

  • SNSで、友達と繋がれるから。
  • そもそも、友達が少ないから。
  • 1人の方が、気が楽だから。
  • 1人でも、十分に楽しめるから。
  • 疲れていて、外出したくないから。
  • 外出すると、余計に疲れるから。

など、様々な理由から、

「外出する」という選択肢を

取らないそうです。

 

もはや、その日は「外出する」という

選択肢すら、ないのかもしれません。

 

 

なにも、これらが全て悪いと

言っているわけではありません。

 

 

確かに、1人の方がやりたいことが

できますし、誰にも気を遣わずに

済むので、気が楽かもしれませんし、

SNSで簡単に繋がれるというのも、

今の時代では当たり前のことなので、

否定はできません。

 

現に、僕もこの記事を家で

書いていますし、YouTubeや

テレビなどもたくさん見るので、

インドア派になりますから(笑)

 

 

しかし、注目してもらいたいものが

ありまして、それは

疲れを理由に外出しない人です。

 

 

本当に立ち上がれないくらい、

体が疲れているなら、それは家の中で、

ぐっすりと眠ることによって

解消されることなので良いですが、

精神的に疲れている場合は、

少し話が違ってきます。

 

こちらの場合では、

もし家の中で、それも1人で

過ごすこととなると、ネガティブ

になりやすくなってしまいます。

 

そうしたら、もっと精神的に

疲れることとなってしまうでしょう。

 

 

精神的なストレスは、誰かと話して、

笑ったり泣いたりすることで

解消していきます。

 

つまり、1人では、

なかなか解決しない問題なのです。

 

なので、積極的に外へ出向き、

誰とでもいいですから、

人と関わることが大切です!

 

 

さて、ここまでの話とは逆に、

1人の時間がなかなか作れないと

悩んでいる人もいます。

 

遊びや飲み会などに誘われやすいけど、

それをたとえ自分の予定が

あったとしても、あまり断れない

タイプの人です。

 

 

もしくは、残業が毎日のようにあって、

家に帰る時間が遅くなる人です。

 

特に、サラリーマンに多いですね。

 

 

こういった人は、家にいる時間が短く、

“アウトドア派”なのかもしれませんが、

何か外でストレスの溜まる

出来事が起こると、それを発散させる

場所があまりないので、どんどん

潰れていってしまうかもしれません。

 

なので、1人になって、

冷静に考える時間が必要になります。

 

 

しかし、それがなかなか叶わないのが、

このタイプの特徴でもあります。

 

 

また、家にいる時間が多いけど、

1人になる時間が少ない

という人もいます。

 

特に、専業主婦に多いですね。

 

 

この場合も、1人になる時間を、

もっと増やしたいはずです。

 

 

ということで今回は、

「正しい1人の時間の作り方」について

話していきたいと思います。

 




 

家の中では、1人の時間は作りにくい?

 

人は誰もが、ある役割を持つ

“仮面”を付けながら、生活しています。

 

しかも、仮面をたくさん持っていて、

状況に応じて、その仮面を

付け替えています。

 

 

例えば、学校に行ったときは生徒

としての仮面、会社に行ったときは

社員としての仮面、家では妻や夫、

親としての仮面などです。

 

もしかしたら、

この仮面のことを“人格”と考えると、

分かりやすいかも知れません。

 

 

この仮面や人格のことを、心理学では

「ペルソナ」と呼んでいます。

 

 

先ほど例として挙げた、

専業主婦の場合は、主婦という

ペルソナが常に付いています。

 

なので、「良い親でいなくちゃ。」とか

「子供に嫌われたくない。」という

ような気持ちになっているはずです。

 

そして、少し本当の自分を偽って、

良く見せようとふるまうことも

あるのではないでしょうか。

 

 

夫の場合も「良い夫でいなきゃ。」と、

子供もいい歳になってくると

「良い子供でいなくちゃ。」という

思いを抱くこともあります。

 

 

このようなペルソナは、

ほとんどの人が持っています。

 

自分に問いかけてみれば、

分かるはずです。

 

きっとどこかで、

演じている自分がいますから。

 

 

そして、

このペルソナがある以上、本当の自分に

戻って、1人で冷静に物事を考える

時間を作ることはできません。

 

なので、家の中では、

1人の時間を作ることが難しいのです。

 

“仮面”が外れた時が、

本当の自分ということですから。

 

 

1人の時間は「街」で作るもの?

 

家の中で、自分だけの時間が作れない

なら、一体どこで作れるのでしょうか?

 

それは屋外、それも

人がたくさんいるような場所です。

 

 

正しくは、

「知り合いが存在しない」ような、

人の集まるところです。

 

例えば、街や商店街、

テーマパークなどですかね。

 

 

あまりにも人が多すぎるというのは

好ましくありませんが、

ある程度の人がいて、知り合いが

存在しないところを歩いてみると、

ペルソナは外れやすくなります。

 

演じる必要がなくなるからです。

 

 

カフェに行って、

勉強や仕事をしている時、

家や図書館なんかよりも集中できる

という経験があると思います。

 

これは、ある程度の音があり、

誘惑も少ないという条件を満たしている

と共に、店側がそういう環境を提供し、

周りの目を気にしないような空間に

なるよう配慮してくれているからです。

 

周りの目を気にしなくて済む

ということは、ペルソナを外せる

ということですからね。

 

 

もし、なかなか自分の時間を作れない

というのなら、何も考えず、

何の目的も持たず、街や商店街、

カフェなどに出向くことが

良いかもしれませんね!

 

 

「引きこもり」で、1人の時間を作ろうとしない!

 

ここまで、家の中では

1人の時間は作りにくいけど、

屋外だったら作れるかもしれない

ということを話してきました。

 

 

しかし、もちろん家にいるのが

自分1人ならば、そういう時間を

作ることはできますね。

 

“仮面”を付ける必要がない

わけですから。

 

 

ところが、他に人がいる、

つまり、家族がいるにもかかわらず、

自分だけの空間を作り出し、

無理やり自分の時間を、

家の中で作ろうとする人もいます。

 

それが「引きこもりがち」な人です。

 

まだ「引きこもり」にはなってはいない

けど、基本的に外へは出たがらない人

のことです。

 

 

これは、“インドア派”との区別が

つきにくいところでもあるのですが、

このような人も、最近は

増えてきているようです。

 

 

これのどこが良くないか

ということですが、

人との関わりを遮断している

ところですね。

 

外に出たがらないわけですから、

友達などとの関わりは少ないですし、

家族とですら極力、関わらないで

いいように避けている場合があります。

 

 

このままでは、自分では

そうはならないと思っていても、

本当の「引きこもり」になってしまう

可能性がありますし、これは

とても問題のある行動なのです。

 

 

以下の記事を読んでみてください。

 

「人間がどこまで孤独に耐えられるか」

という実験の内容が書かれています。

 

人はどこまで孤独に耐えられるか? - 宣伝・思い付きBlog
人間誰もが孤独は嫌なもののはずだ。ではいったい人間は、どこまで孤独に耐えれるだのか?と言う素朴な疑問が生じる。1950年代、アメリカで実験が行なわれている。被験者に高額な報酬を約束し、5感を極力作用しないようにした状態でベットに横たわってもらい、どのくらいその状態で耐えられるかという実験である。ある程度の人は8時間くら...

 

 

この実験の結果から、

人は孤独では生きられない

ということが分かるかと思います。

 

他人との関わりがあり、

外部から刺激を受けることで、

人として成長していけるのです。

 

 

ぜひ、1人の時間を作ろうとする際は、

家に引きこもらず外出すること、

毎日新しい刺激を受けることを

忘れずに、これからを

過ごしていってくださいね!

 

思わぬ出会いなんかも

あるかもしれませんから。

 

 

まとめ

 

  • 休日を1人で、家の中で過ごす“インドア派”も増えてきた。
  • 精神的なストレスは、1人ではなかなか解決しないものなので、家で過ごさず外出してみること。
  • 家の中では、1人の時間は作りにくい。
  • 人が持っている“仮面”や“人格”のことを「ペルソナ」という。
  • 「引きこもり」で、1人の時間を作ろうとしないこと。
  • 人間は、1人では生きていけない。
  • 毎日新しい刺激を受けることで、人として成長できる。
  • 1人の時間は、知り合いのいない場所に行くことで作れるものなので、そういう場所に出向き、心のケアを大切にしていきましょう!

 


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