日本語だけでなく、ほとんどの言語には

“否定語”というものがあります。

 

例えば、「いや」とか

「でも」「だけど」などは、

日本語での否定語ですし、

「but」とか「not」「never」

などは、英語での否定語です。

 

 

ほとんどの言語と言いましたが、

もしかしたら、全ての言語に否定語が

含まれているのかもしれません。

 

そのくらい大事な表現であることに、

間違いはないわけですから。

 

(さっそく、否定語ですね笑)

 

 

ところで、この否定語は、

本や新聞、記事などの文章中でも

多く使われています。

 

それは、

  • 話が切り替わる所を明らかにする。
  • うまく話が繋がるようにする。
  • 厳しい言い方となりうる場面でも、あいまいな表現になり、読者に悪い印象を与えない。

などの効果があるからです。

 

 

僕も、このブログを書く際、自然と

否定語が多くなっているようです。

 

気にしてみると、今回の記事でも、

すでに何回も使っていることが

分かりますからね。

 

 

さて、文章中で否定語を用いることは、

様々な効果があるので良いかも

しれませんが、これを他人との

会話の中で多用してみると、

どうなるでしょうか?

 

今回は、否定語をよく使う人が招く

トラブルやその対処法、その人の性格

について、詳しく話していきたいと

思います。

 




 

否定語をよく使う人は嫌われやすい?

 

例えば、友達と2人で、

夕日を見ているシーンでの、

Aさん:「やっぱり、海で見る

    夕日ってきれいだよね。」

Bさん:「でも、あの山のてっぺん

    から見た方が、もっと

    きれいそうだよね。」

という会話では、Aさんは

どんな気持ちになるでしょうか?

 

 

おそらく、

「ここでも十分きれいなのに。」とか

「なんで、そんなこと言うんだろう。」

と、不思議な気持ちになるでしょう。

 

もしかしたら、この発言に対して、

怒りを覚えているかもしれません。

 

 

このように、否定語を会話の初めに

使うことで、相手の意見を否定する

ことになります。

 

すると、否定された方は、

心が通じ合っていたはずの友達と、

同じ思いを抱けていなかったことを

悲しく思いますし、その悲しみが憎しみ

と変貌する可能性があるのです。

 

 

友達とだったら、ここまで行くことは

ないかもしれませんが、

恋人とだったら分かりません。

 

このような出来事をきっかけに、

別れてしまうカップルもたくさん

あるわけですから。

 

 

そして、このような人と一緒にいると、

何もかも否定されてしまい、

心身ともに疲れてしまうと悟った

周りの人たちが、どんどんと

消えていってしまう可能性もあります。

 

つまり、会話の中で否定語を

多用する人は、嫌われやすい

ということになります。

 

 

“共感”を増やそう!

 

では、先ほどの例で、どのように答える

のが正解だったのでしょうか?

 

 

その答えの1つとしては、

Aさん:「やっぱり、海で見る夕日

    ってきれいだよね。」

Bさん:「うん。本当にきれいだね。」

という感じです。

 

 

先ほどとの違いは、相手への“共感”

があるかないかということです。

 

 

人間は、誰もが他人から共感されたい

という欲を持っています。

 

これを「共感欲求」と言います。

 

ちなみに、この欲求は、

男性よりも女性の方が強いそうです。

 

 

この共感欲求があるので、

相手に共感してほしいことを、

言葉として投げかけているのです。

 

それなのに、「でも」と否定されて

しまえば、驚き悲しむでしょう。

 

 

そこで、

この欲求を満たしてあげるのです。

 

つまり、相手に共感してあげるのです。

 

 

「してあげる」と言うと、

上からみたいになってしまいますので、

実際には、相手のことを考えて、

自然と共感できるようになると

良いでしょう。

 

 

こうすることで、

あなたへの印象はかなり変わります。

 

欲求を満たしてくれる大事な人に

なるわけですから!

 

 

もし、共感するときの良い言葉が

見つからないというのでしたら、

「うん。」とか「そうだね。」

言うだけでも良いですし、

もう一言だけ加えるために、

相手の言葉を繰り返す方法

も良いと思います。

 

先ほどの例では、

「きれいだね。」と来ているので、

「うん、きれいだね。」と返す

ということです。

 

 

この方法は、

心理カウンセラーなども使う

“バックトラッキング”(オウム返し)

というテクニックです。

 

 

そこまで難しくはありませんし、相手に

好印象を持たせるものでもあるので、

ぜひ取り入れてみてくださいね!

 

このテクニックが自然とできるように

なった時、あなたの周りに、

人が勝手に集まってくるように

なるかもしれませんから。

 

 

実は、自己主張がしっかりできる人かも?

 

ここまで、否定語を多用する人は、

他人から避けられやすい

ということを話してきました。

 

しかし、こういう人が必要な場面

というのも存在します。

 

 

まず、否定語をよく使う人というのは、

自分の意見を相手にしっかり伝えられる

人でもあります。

 

先ほどの例でも、

「自分は、山のてっぺんから見た

夕日の方がきれいかもしれないと

思った」ということを、相手に

しっかり伝えることができています。

 

 

この場面では、あまりよろしくは

なかったのかもしれませんが、

会議などの場面ではどうでしょうか?

 

 

日本人は、“和の心”を大切に

しているので、個人よりも

集団の方を優先させます。

 

すると、会議などの場面では、

1つの意見が出て、それに賛成している

人が多数いると、たとえ自分は反対、

もしくは、別の意見を持っていても、

結局は心の中にしまい込んでしまう

ということが起こり得るのです。

 

このような思考決定パターンを

「集団思考」と言います。

 

 

この集団思考に負けないのが、

否定語を多用する人です。

 

 

どんなに賛成派が多くても、

反対意見を言ってくれて、

もう一度しっかり話し合うきっかけを

与えてくれるかもしれませんし、

それで失敗するはずだった案が、

成功へと近づくこともよくあるのです。

 

なので、そういう人が身近にいたら、

「嫌だな。」と避けるばかりではなく、

こういった自己主張のできる素晴らしい

人だと考えることが大切ですね!

 

 

まとめ

 

  • 文章中で否定語を使うことは、様々な効果があるので良いのかもしれない。
  • 会話の中で否定語を多用する人は、嫌われやすい。
  • 相手の「共感欲求」を満たしてあげる。
  • 心理カウンセラーなどもよく使う、相手の言葉を繰り返す「バックトラッキング」(オウム返し)というテクニックを使ってみる。
  • 「集団思考」に負けないのが、否定語をよく使う人である。
  • 否定語を減らし、“共感”を増やしていくこと、周りの人も自己主張の部分では見習うことができるようになると良いですね!

 


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